
基礎編では事前に知っておいたほうが良いことをお伝えしていきましたが、こちらでは一連の流れで解説をしていきます。
最初は覚えることが多く、まずは販売されるところまで慣れていくことが一番ですので実際にやってみてくださいね。
慣れるとそこまで時間もかからずどんどん効率良く出品できる方法など工夫していけるので大した時間はかからなくなります。
間違えたりを繰り返すと利益やAmazonアカウントの評価にも直結してくる部分なので、しっかりと整えておきましょう!
1.商品の相場や手数料を把握すること

まずは何も考えなしに仕入れをしても全く利益を出すことが出来ません。
そのためには、Amazonの相場を見るサイト「keepa・デルタなどのリサーチツール」を使いこなすことで、今後の売れる想定を身につける必要があります。
実店舗と価格差があったとしても、全く売れていない商品だったら仕入れ対象にならないですし、今の値段よりライバルが増えて値崩れする可能性も十分にあり得ます。
そこはどんどん経験していく必要はありますが、根本的に手数料などを引いた利益の想定が間違っていると仕入れても意味がないので最初に確認しておきましょう。
2.実店舗&電脳でリサーチをして商品を仕入れする

相場がある程度理解できたら実際の仕入れに移ります。
ここで必要なのは、買い物をする際の「クレジットカード」やポイントが溜まりやすい「ラインペイ」や「ペイペイ」などの電子マネー系など支払いで得する方法を選ぶこと。
現金で買うのは正直卸業者との直接取り引きなどでない限り、基本あり得ませんのでしっかり覚えておきましょう。
また店舗に行く場合には「検索ツール」の使い方も知っておくべきです。
無料ツールでも十分に使えますので、まずは実店舗に出向いてリサーチでも良いですし、廃盤などの情報がありそれを回収しつつ、他もリサーチしてみるという行動が必要になってきます。
購入したら必ずレシートは管理しておきましょう。
3.家に商品が貯まったらFBA納品作業

実際に商品を仕入れても、FBA納品を終わらせないと出品されないので、なるべく仕入れたらすぐに出荷するようにしましょう。
せどりあるあるなのですが、仕入れは楽しくても出品作業が苦痛で中々進まず家に在庫が貯まってしまうということもよく聞く話です。
在庫が貯まり入金が遅れることは何より痛手なのですぐに納品までしてくださいね。
商品を買ってきたらキレイに並べて、汚れなどがあれば拭き取り店舗シールなど貼られていたらキレイに剥がしていきましょう。
商品がキレイに揃ったら、「商品登録」をして「FBA納品手続き」まで全て終わらせてから、商品ラベルを貼っていきます。
ラベルが貼り終わり納品のコンディションや個数に間違いがなければ、ダンボールに箱詰めしていき、最後に納品ラベルをダンボールの外側に貼って作業は完了です。
郵便局やヤマトに当日か翌日にはダンボールを出しておきましょう。
4.必要な備品
シール剥がし
ダイソーなど、100均のお店には、シールはがしスプレーや
シールはがし液、シールはがしジェルなど、値札はがしに
利用できる様々なグッズが販売されています。
ドライヤーで値札を温める
値札に使用されている粘着剤は熱に弱い性質があります。
そのため、ドライヤーで温めることにより、粘着力が
弱まり、値札をはがすことができます。
大型商品に直接貼られた宛名もこれで剥がせます。
CDやDVD、ゲームソフトなど、商品の表面が
シュリンクで覆われている場合、ドライヤーを
商品に近づけすぎると、シュリンクが変形したり、
最悪の場合には火災の可能性もありますので
注意が必要です。
ドライヤーを利用して値札をはがす場合、毛抜きを
利用すると値札の端をつかみやすくなるため、
とてもはがしやすく、作業効率もアップします。
また、値札は120〜150度の角度でゆっくり
はがすことで粘着力が弱まり、はがしやすく
なります。
5.シールはがしの失敗も防犯タグで隠す
本来であれば、中古ーほぼ新品 で出品するのがルール。
でも中身の商品が問題ないなら新品で販売したいのが人情というものです。
フジップリンがボロ隠しによく使うのが、防犯タグです。
アマゾンでも売っています。
防犯タグ 消去式 4×4cm 500枚入
http://mnrate.com/item/aid/B00FP784S8

これは本当に便利。s
こんな、カメラの箱がボロかった。汗

なんていう時も、隠して新品に。

傷が横長い時は2枚つなげて使ったりします!
6.出品されたら価格改定や在庫管理を徹底する

納品が完了すると、地域にもよりますが2~3日後には商品が出品された状態になります。
そのちょっとしたラグでも値段がズレて販売機会を損失してしまう可能性もあるので、販売価格やライバル状況など逐一把握する必要がありますね。
基本的には新品なら「カート価格に合わせる」ことや、中古なら「同じコンディションに合わせる」など最初は簡単にやっていきましょう。
後々はわざと高値でおいたり、中古ならライバル状況では高く売れやすいなど工夫していく必要があります。
7.月の売上や利益率・利益額を把握して税金にも備える

ただ仕入れを淡々とするだけでは成長していきません。
何が成功して何が失敗したのか、そしてその理由など数値を合わせて見ていくことでどんどん改善していくことが必要です。
売上を上げれば良いというわけではなく、実際に手元に残るお金を把握しないといけないので、いずれにせよ数字の管理というのはやらないといけないことですね。
これら一連の流れを覚えて、精度を高めることによりどんどん利益額が上がっていきますので、しっかりと把握して慣れていきましょう。